インドネシアの古い紙タバコの道具入れです

良い色艶と素朴さで何を入れても綺麗です

昔々日本武尊が三浦半島(走水)から房総(上総国)まで渡ろうとすると海が荒れてしまいます

妃の弟橘媛は日本武尊の身代わりに海へ身を投げ海神を鎮める事ができました

身を投げた弟橘媛の衣が富津岬へ流れ着き

その衣を祀っているといわれるのがこの貴布禰神社だそうです

富津市の貴布禰神社の境内です

「納」の上で波に乗ってるこのお魚は何でしょう?

この近辺は遠浅でたくさんの海産物が捕れた漁場でしたが埋め立てで変わったようです

 

四神の白虎は西の方角を守り秋を象徴しています

国宝キトラ古墳壁画では11/15まで天文図と白虎を公開しているそうです

こちらは長崎歴史博物館の「猛虎図」です

鬼(疫病)を虎に食べてもらうという意味があるそうです⋯効きそうです

秋なのでキノコと青虫を作りました

胞子で増えていきカビや酵母と同じ真菌類で⋯と深く考えるとゾクっとしてきますが

ヨーグルトやお味噌は見えないけどキノコは大きすぎるような⋯

でも毎日食べてます

 

8月16日のアンティークコーラルと比べて見てください

ヒマラヤのタマン族の女性が着けていたガラスビーズのネックレスです

彼女達の珊瑚への特別な思いが伝わってきますよね

東京国立博物館にある重要文化財にもなっている表慶館です

明治42年(1909)に開館した日本で初めての本格的な美術館です

やっぱり会いたいのはトーハクくんよりトラりんかな⋯

ハノイの旧市街地にある19世紀末に建てられた商家です

昔のベトナムの耽美な雰囲気を感じる事ができる場所です

映画「青いパパイヤの香り」の中にいる様な気分に浸れます

どうも うさぎです

お月様のようにきれいな琥珀の上にいます

古代日本の琥珀は岩手県の久慈や千葉県の銚子から全国に流通していたそうですよ

次回のカレンダーは10/16です

どうぞ皆さまお元気で⋯

もうすぐ旧暦の八月十五日(新暦10/1)の十五夜です

こちらは江戸のお月見の様子です

十五夜は秋の実りに感謝する行事でもあります

十五夜に次に名月とされる十三夜(新暦10/29)や十日夜(新暦11/24)の収穫祭と

日本の秋の行事は風情がありますよね

東南アジアの各地で見つかった古いガラス玉

新しいもののは出せない質感や雰囲気が千年の時をかけ出ています

山深い雲南とベトナムの国境で暮らす黒モン族の衣装です

深い藍色に鮮やかな刺繍が際立ちます

美しい刺繍の襟を少し立てて着ている女性の姿も見られます

小粋ですよね

ヒマラヤ南麓のヒンドスタン平原

ここで暮らす少数民族の方が着けていた大きなネックレスです

暑さも収まってきたのでそろそろ大ぶりのアクセサリーの出番かな…

長崎の三福寺と共に四福寺とされている聖福寺です

長崎の唐寺の境内に入ると時代も遡り異国に居るような不思議な気分に浸れます

長崎で崇福寺・福済寺と共に三福寺とされている興福寺の本堂です

日本で最古の黄檗宗の唐寺なんです

 

長崎の崇福寺の三門です 屋根の両端にマカラmakara (鯱)が乗っています

マカラはガンジス川の女神ガンガーganga の乗り物ともされています

マンダラ図でも楼閣の入口の屋根を守っている姿を描くものが多く見られます

Buonaさんのオーナーがいつも着ているyunya のTシャツにもマカラがいます

背中からも隙なく守っているみたいですよ

 

 

其の三

古代インドではインドラ(帝釈天)は雷を操り大気を支配するとされていたそうです

インドラの武器である金剛杵(vajra)は彼の下す雷でもあります

日本で帝釈天と言ったら 東寺の国宝の白象に乗る帝釈天かな〜

其のニ

デンキウナギです 南米アマゾン川やその水系オリノコ川に生息しています

「ウナギ」の名前はついてますがウナギの仲間ではなく一科一属の魚です

最大800Vの電圧を起こせるそうです

ビビビビッ⋯

其の一

近頃 雷がよく鳴りますね⋯

デンキナマズです ナイル川やニジェール川などに生息しています

餌を捕らえる時には最大400Vの電気を発生します

ジジジジッ⋯

少数民族の方が編んだ籠と栗です

青森の三内丸山遺跡では縄文時代に栗の栽培をしていた事が確認されたそうです

ここのおすすめは栗のソフトクリームです

 

はくろ・つさのつゆしろし

草花に降りた朝露が白く光る頃です

夕方になると虫の音が聞こえ始め夏の終わりを感じます

こちらは朝露のように綺麗なガラスビーズでとっても古いカンボジアのものです

夢の島熱帯植物園の味のある喫茶店

店内の大きなガラス窓からの熱帯の景色です

景色につられて普段は飲まないグァバジュースを頼んでしまいました…

 

夢の島熱帯植物園のインドボダイジュです

お釈迦様はこの菩提樹の下で悟りを開いたとされています

沙羅双樹 無憂樹と共に三大聖樹のひとつです

二十五年位前に連れて帰ってきた

古いビーズを縫い合わせた

スマトラ島北部の可愛らしい蓋付き籠です

右の籠はトッケイヤモリかな?

公園に咲いていたメドーセージ(サルビアガラニチカ)

葉はミントのような涼しげな香りがしました

今日で八月が終わりますね⋯

 

八吉祥のひとつシャンカ

シャンカを吹くと吉兆が訪れるとされているそうです

マガキガイもこのシャンクガイも巻貝は右渦巻きが多いそうです

もちろんカタツムリも

海藻を背負って大きな眼でこちらを見ているのはマガキガイさん

こんなにぱっちりとした眼があるとは知らず 

子どもの頃に拾ったり食べた事があるような⋯

しばらく見つめていたら喋り出しそうですよね⋯

 

昨日のモルフォ蝶の様に神秘的な色を見せるローマングラス

二千年ずっと割れずにいてくれたガラスの壺です

ラピスラズリ サファイア アメジスト オパール⋯

青くて美しい宝石をたくさん集めてモルフォ蝶はつくられました⋯

⋯なんて神話がありそうな神秘的な羽を持つエガーモルフォ蝶

中南米の熱帯林に生息し幼虫は竹を食べているそうです

暖かい場所に住むケープペンギンは一夫一婦制で暮らしています

こちらは「まつ」さん 夫は京都水族館いち優しい「まん」です

「まつ」さんは「まん」さんが大好きです

ねずみのムーシカの運転でガネーシャ様はクルージング?

猫さんの後ろに見えるのはガネーシャ様

猫さんはもしかして⋯

ガネーシャ様の乗り物のねずみのムーシカを狙ってるのかな?

南インドで使われているお香立てです

夏は蚊取り線香を焚いてます

 甲骨文字は殷王朝が甲羅を熱してできたひび割れで占いをし

その結果を甲羅に文字で刻んでいたもの 

漢字の始まりとなったそうです⋯あちちち

亀のご先祖さま ごめんなさい⋯ 

ふかき きり まとう 

森や 水辺に 深い霧がたちこめる頃です

こちらはきりっとした眼差しで待ってるウミネコさん

待ってるのはウミネコパン ひき昆布・イカ粉末が入っている

浄土ヶ浜遊覧船のパンです (人間も食べられます)

 

 

チベット医学の聖典「四部医典」タンカを見ると

植物だけではなく鉱物なども薬として使用されていた事がわかります

シャンク貝・真珠・瑪瑙(ジービーズ) ・珊瑚など⋯

こちらはチベットの女性が着けていた深く濃い紅色の珊瑚のネックレスです

上野恩賜公園にある 上野大仏(釈迦如来坐像)

関東大震災でお顔が落ち 寛永寺で保管されていました

第二次世界大戦時 金属類回収令によりお体は供出されてしまいます

人々の命を奪う為に使われた事を御釈迦様は今でも悲しんでおられるでしょうね

トトロに会いたいけど 夜のバス停で出会ったら

気絶しそうな気がします⋯

古代中国では亀は背中に蓬莱山を載せてるって聞いたけど

僕は針山載せられてるよ⋯いてててて

亀さんの隣の針山はマンゴーの木の小皿にはぎれ布で作りました

古代メソポタミア文明 4500年前のシュメールの女王の有名な装飾品が

ペンシルべニアの博物館にあります

とても美しく カーネリアン・ラピス・金が使われています

こちらはその古代の配色を大切に組んであります

浦上天主堂 鐘楼ドームの一部 およそ50トン 直径は5.5m

爆風で建物は破壊され 35mも離れたこの崖下に落下しました

この様な遺跡はもう増えませんように

暑いので  ちょっと涼しげなお魚で

スミレナガハナダイ(黄色) ?ハナゴイ(紫色)です

ハナゴイは沖縄の方言で「ジュリグワーイユ」

ジュリ(遊女)   グワー(可愛らしいとか小さなとか馬っこの「こ」みたいな)   イユ(魚)

妖艶な色ですよね

夏至から20分程 日の入りが早くなりました

こちらはビルマ東部(現ミャンマー)の少数民族が使用していたパイプです

鳥・象・獅子など動物などを象った物も見られます

いわし達は 兵器も戦争も作り出さない

こちらは スザクサラサエビです 

朱雀更紗海老って書くのかな?

本当にきれいな更紗の着物を纏っているみたいです

朱雀は南の方角を守り赤と夏を象徴する四神です

キトラ古墳の赤い朱雀を見ると似てますよね

エビさん 素敵な名前をつけてもらったね

スカラベは 昨日の玉虫以上に大切にされてきました

もしかしたら特別な色だったのかも…と思っていたのに

エジプトで発見されたスカラベのミイラは普通の色…

こちらはネワールの金色ピアス 

スカラベみたいにころんとしてかわいいところがお気に入りです 

ハンミョウの様に美しい虫の羽は

昔から各地で大切にされてきました

日本では沖ノ島の祭祀遺跡の帯金具や

法隆寺の玉虫厨子や多聞天像に玉虫の羽が使われています

こちらの少数民族のカゴにもそっと挟んでありました

どこにあるのかわかりますか?

砂丘ではなく寺の境内で見つけたナミハンミョウです

獲物を巣穴に素早く引きずり込んで暮らしています

中学生の時に安部公房「砂の女」を読んでから

人影のない砂浜に行くと思い出してゾクッとしてしまいます

上野 清水観音堂「月の松」です

歌川広重 名所江戸百景の

「上野清水堂不忍池」「上野山内月のまつ」にも描かれています

浮世絵の風景に近づける計画があったみたいなのですが…

いつか見られるといいなぁ

つちうるおうてむしあつし

草木は青々と ぐんぐん成長し 草いきれがこもり

暑さ厳しい頃ですが…

雨の日ばかりで鹿威しも忙しいでしょうね

カレンシルバーのピアスです

「まだ 梅雨明けしないの?」ってカエルたちも言ってます

 

フタコブラクダです 

ご機嫌が悪かったりするとぺっとつばをかけられてしまうので

おやつをあげる時は離れて焦らさずに

ラクダさんには咀嚼ディスタンスを取りましょう

ハナガサクラゲです 

ベニクラゲやミズクラゲは生命を再生する事が確認されているそうです

仏教でヒトの輪廻を表す六道輪廻図では外側に怖い顔のヤマ(Yama)が噛みついています

ヤマは南の果ての地獄の王で罪を裁いていますが憎悪や恐れなどの煩悩を打ち払ってもくれます

日本ではヤマが中国高官の姿の閻魔になっていますね

モン族などのろうけつ染めも好きですが

旅にはインドネシアのろうけつ染のストールを持って行きます

毎日 この格好じゃちょっと…という時

少しきれいな雰囲気に変えてくれます

笑顔のニワトリさん フォークを持ったブタさん

そんなお店の看板を見ると 一瞬 心臓がぎゅってなりますが…

こちらはニホンウナギさん 明日は土用丑の日です

カードケースに使っている パシュトゥーンの刺繍ポーチ

少し雑な作りなのに2つポケットが作られていて便利なところが

向こうぽい感じで かわいらしいです

漢詩 松樹千年終是朽,槿花一日自為榮。

朝に華やかな木槿の花が夜にぽとりと落ちているとはっとします

一日一刻を大切にですね…

 

お久しぶりです ヒトコブラクダです

こちらはバンジャーラの足指の装飾品です

鮮やかな衣装と乾いた大地の足先にとても似合いますよ

オニオオハシさんのおやつはメロンでした

ちなみにおすすめの南国フルーツは「チク」ciku です

見た目はおいしそうな感じはしませんが柿の様な味で甘味もあります

 

アカ族 噛みタバコ用の竹細工の入れ物です

蓋をぱかっと開けると 

2つのお皿が入れ子で入っているところがかわいらしいです

深夜にひっそり 蓮の花が開き始める頃です

蓮の花に出会ったらそっとのぞいてみて下さい

優雅で神秘的な香りがします

ベトナムでも上質な蓮茶は雄しべの先と内側の花弁を沢山入れ

開花したての香りをそのままに感じられます

浅草 蔵前 八幡様の境内で 

野良猫に「あなたも人間になりたいの?」って聞いたら

「最近は猫のように暮らしたいって願掛けしてる人間が多いって元犬が言ってたよ」

そう言いながら通り過ぎて行きました…

 

古典落語「元犬」

浅草 蔵前 八幡様の境内で

真っ白な犬は来世は人間になるよと可愛がられた野良犬の「白」

ならば 今すぐなりたいと白は願掛け 満願成就で人間になり 奉公先で…

茶色いですが白犬です

日本朝顔の葉の裏は うぶ毛がもさもさで

西洋朝顔の葉の裏は つるっとしてるそうです

町角で出会った時の見分け方のひとつです

 

江戸時代末期 天保年間頃の深川の手拭い売り

夏の町をひらひらと通って行く風景は

涼しげで情緒があったんでしょうね

深川江戸資料館 今は七夕の町になっているそうです